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目標は満員御礼!
内観図(これで配布された写真は最後)
まず、最初に、蘇我スタ施主であり、今回の見学会に多大なご尽力を賜ったと思われる千葉市役所の方々、清水建設を始めとする建設関係の企業の皆さん、日本設計の方々、そして、日々現場で働く皆さん、お昼休みとはいえ貴重な時間に侵入する形で見学させていただき、心から感謝したい。また、危険があるため現場では見学は危ないという声もあったらしい中、がんばって説得し本日の見学会を実現させたジェフのスタッフの皆さんにも多謝。さらに、スタジアム建設に意見を寄せられたサポーターの皆さん、ありがとう!
学会や研修に行ってもろくにメモしない私が、今日はできる限りメモったが、書き間違いや聞き違いの可能性もある。遠慮なくご指摘いただきたい。参加したのは、第二回目12:30からの見学会である。
えーっとジェフ側には感謝しているんですが〜はがきの集合場所で私は激しく迷ったぞ。「JR蘇我駅西口ロータリー」は、「改札を出て左に進み…」となっていたが、右に行かないと西口へは行かないのだ(笑)。右へ進んでそれらしき人たちがいたので、そこで待機した。第一回目の人たちがバスから降りて、「すごく良かったよ〜」と言っていたので、いやが上にも期待は高まる。
まず、バス車内で、千葉市の都市局ムラタ室長の挨拶。「ジェフにはもったいないスタジアムです!」と一発かまされる。ジェフスタッフの高橋さん(と思う)が、「なんと失礼な!」と切り替えしつつ、本日の予定を説明。
バスでJFE構内に入り、ヘルメット&軍手装着して、足場っぽい階段を上り、アウェイゴール裏に位置するところ(身障者席近く)から、スタジアム全体を眺めつつ、説明を受ける。コーナーにコーンが置いてあったが、近い!さらに盛り土をするので、もっと近くなる。他サポから物が投げられたり、乱入されそうだ…(という話題も出た)。以下、記憶にある限り記す。
◆蘇我球技場は、千葉市の「蘇我特定地区」整備計画の一環であること。
46haの計画地区に配置されるスタジアムとなる。計画は、1期〜4期と進む。蘇我の意味は、「我、蘇る」ということもあり、千葉市も活性化にかけている。(蘇我氏とは関係ないのかぁ←歴史好き)
◆蘇我駅からのアクセス
西口からまっすぐ進むと、約700メートルでホーム側に到着。駅からは、道の両側に歩道橋ができるらしい。駐車場はスタジアム内には設けないので、JR東日本に乗車し、親会社を儲けさせ、もっとジェフにお金を出させようという話も出る。
◆座席
・色は、ホームゴール裏は、ジェフカラーの黄色。あとは赤っぽいこげ茶色。JFEという製鉄会社の街のイメージもあってとのこと。ゴール裏には背もたれはない(このあたりは、前回のJFE祭りに参加された方が詳しいと思う)。
・一階席の傾斜は25度、二階席の傾斜は32度。ムラタ室長が「横国の最前列が、ここの二階席の最前列になる感じ」と仰っていた(全員には聞こえなかったかも)。
・座席は、18,500席の予定。。臨海のようにピッチ上でなくて、一階席の真ん中ぐらい(?)にせり出す形(他のスタジアムによくある形)。→'05,7.10加筆訂正:付き添いの方の席を含めて、110席
◆ピッチまでの距離
・ゴール裏から14.1メートル、メイン/バックスタンドから14.5メートル。当初はそれぞれ1メートルずつ長かったが、サポーターの意見をとりいれたとのこと。
・比較として出された仙台はゴール裏から23メートル、埼スタは19メートル、臨海は33メートル(ここで笑い声)。
◆選手たちの入退場
・試合開始はメインスタンドの真ん中下から。
・ハーフタイムは、メインのコーナー側にホームチームとアウェイチームの控え室(でいいのかな)があるので、コーナーから出入りするだろう。
◆コンコース
・モニターを複数(いくつだったかな)設置。
・ジェフのショップなど入る(当然だが)。
・トイレは、女子トイレの数を増やし、身障者トイレや子ども同伴(おむつ替え台あり)のトイレももちろんあり。
◆オーロラビジョン
・6メートル×14メートルの大きさで、既に知られているようにJFEさんより寄付。
・アウェイゴール裏に設置されている。アウェイの人には見難い(笑)。
◆屋根
・全ての観戦ゾーンを覆う。当初は、メインとバックスタンドだけだったらしいが、これもサポーターの意見が取り入れられたとのこと。
・全てに屋根がつくため、芝生への採光を考え、切り込み式(?←よく聞こえなかった)を取り入れる。要は、太陽光を取り入れる部分と通常の屋根部分が三角形で、それを互い違いに組み合わせて作る→△▼△▼な感じ?
◆芝生
・採光に関しては、アウェイゴール裏部分の屋根がピッチ上に影をさすことは予想されていたので、屋根部分で述べた方式で採光。
・痛風通風
ホームとアウェイゴール裏から三箇所ずつ、合計六箇所から、風を取り入れる。試合中は、閉鎖。
・芝生に関しては、他のスタジアムの例もあり、設計段階から相当留意した。
◆スタジアム観戦と商業地区との連携
・来年4月にイトーヨーカドーなど開店。駐車場使用、買い物の優待など、クラブとしても既に動いている模様。
・商業地区からスタジアムまでの道もできる?(JFEの研究所の横を通るとか)
・因みに、蘇我駅からイトーヨーカドーまではシャトルバスが出るとか?
◆JFE構内とスタジアムの兼ね合い
・現在あるバックスタンド前の工場建物(既に壁だけ?)は解体される。
・メインスタンド側の工場は、5〜6年は操業予定。よく見ると貨物の線路もある稼動中のラインと思われる。「マンUも工場の中にあるんだから、それと同じで…」とはクラブスタッフの弁。
◆アンダー・ヒーティング
…の説明をされていたが、聞き逃してしまった。
◆音響
チームスタッフによると、臨海のように、誰がゴールしたか不明というような聞こえ方はなくなるとのこと(日本設計さんは、味スタ(元の東京スタジアム)設計を担当し、音響も同様なら日本無線か?)
◆完成予定
来年夏と一応説明。夏には子どもも参加できるスタジアムツアーを計画したいとのこと。
◆ネーミング・ライツ
ムラタ室長によると、話は来ているらしい。決定を願う。
◆集客
ジェフとしても千葉市としても、現状の集客動員では当然まずいと思っており、平均15,000人ぐらい入れて、将来は「このスタジアムじゃ狭い!」と新規建設するぐらいの勢いが欲しいとのこと。蘇我スタ自体の拡張は無理らしい。
◆その他
・会議室での主な説明は、日本設計さんが担当。説明用のパワポが他のスタジアムとの比較もあり、わかりやすかった(あのパワポがほしかったなー)。
・現場で働く人たちの売店には、ジェフグッヅも売られているようだった。ちょうど見学会が終わった頃、皆さんの昼休みが終わりすれ違ったが、本来なら仕事を邪魔したお詫びと建設従事への激励を言うべきだった…と反省。
とにかくとにかく、予想以上にすばらしいスタジアム。満員にしないともったいない!ジェフサポはもちろん、他サポにも宣伝しよう。個人的には既にジュビロサポには聞かれおり、蘇我駅から徒歩で行けるということが、かなり魅力的に聞こえたらしい。
最後のほうは、質疑応答で出たこともまとめてしまった。いろいろな質問をしてくださった皆さん、ありがとうございます。とりあえず、こんなところで…。
あ、今日の戦利品→
…間違えた、これは帰り道の買い物(汗。
←これが説明会で配布されたもの。シーズンチケット申し込み、スタジアム写真のCD-R、浦和戦@国立で配布されたカード。
2004/12/18 (Sat.)20:58 Trackback() Comment(0) 未整理で混在中
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