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「Jのある街から」(遅い)
3/9(水)から朝日新聞スポーツ欄で始まった連載「Jのある街」。ずっと続くのかと思ったら、五回で終了してしまった。初回は新潟、二回目は湘南、三回目は名古屋、四回目はさいたま市、最終回は国見が取り上げられていた。
「家族・息子と歌う応援歌」
第一回目は、新潟のサポーターである小千谷市に住む一家を取り上げていた。2001年に無料招待券をもらったことから始まって、一家でスタジアムへ駆けつけ、応援する。言葉の遅れが認められた一家の三男が、「パパ」「ママ」より早く「しんご…」と鈴木慎吾選手の名を呼んだ。一家に年賀状を出した鈴木選手は、「応援歌は自分のためだけのものじゃない。歌っているサポーターすべてのものでもあるんだ」と言ったそうだ。
写真の下に棒グラフがあるが、J1の2004年スタジアム観戦者調査・家族と来場した人の割合の結果である。大分、磐田、清水、広島、名古屋が上位五井5位。都市部より地方の方が高い。意外なことに浦和が最下位。
Jリーグ→about Jリーグ→Jリーグの活動→観戦者調査報告(2004年はまだ掲載されていない?)
「ボランティア・最高の居場所、見つけた」
湘南の選手のインタビューなどを伝える部数4000の「ベルマーレ・ホームタウン新聞」に関わる人の話題。この新聞に関わる4人は全てボランティア。そのうちの一人は、93年から観戦し、99年の親会社撤退を契機に、平塚にJチームを残そうという市民の動きに同感し、書くという形でボランティアになった。物書きになりたい夢があったそうで、出版社の営業も3年前に退職して打ち込んでいるそうだ。
Jの試合運営ボランティア組織は、ほとんどのチームにあるようだ(名古屋はない)。
「観客動員数 好景気スタンド素通り」
ケリーやチークといえば、名古屋の女性向け情報誌なのだが、96年頃は、グランパスの記事も載っていたそうだ。グランパスは、95年はリーグ一の観客動員数を記録し、翌年も浦和と並んで平均2万人以上動員していた。
が、グランパスも動員数は下降の一途。名古屋の景気は良くても、セントレア空港や万博に流れていってしまう。というより、スポーツ観戦にあまり人が流れないらしい。ジェフとの開幕戦は、実は約半数は無料招待券だった。「ストイコビッチというスターの存在が、名古屋のブランド志向の強さに合っていたのかも」(要約)というのがケリー編集長の回想であった。(管理人注:名古屋の人は本当にブランド好き、米兵(こめひょう)という質屋さんがもうかるのも無理はない)
「浦和サポ・連帯感、私が来なきゃ」
あまり多くを語らなくても有名すぎる浦和だが…。浦和ファンの熱さの背景は「サッカーそのものより、応援に引き込まれる人が多い。応援は楽しむものではなく、チームを勝たせるのが目的。ファンには苦労を分かち合うといった連帯感がある」という浦和関係のパンフレットの編集長は語っている。その象徴が"We are REDS!"、チームとともに戦うということだ。
「国見の誇り・地域が一体 目指すはJ」
国見高校がある国見町は人口11,000人の町だが、84年にサッカー部に小嶺忠敏氏が着任してから、荒れていた高校も変わった。菓子屋はサッカー菓子を売り出し、商工会がサッカーの街灯150本を設置、国見高校オリジナルグッヅも売られ、03年には天然芝グランド+宿泊施設付きの運動場を作った。14億5千円だ。サッカーによる経済効果は大きいらしい。
10月に雲仙市国見町に合併するが、サッカーの町には変わりない様子。国見FCが隣町の有明FCと合併し、これを母体にJリーグ入りを目指す。
全国的にJリーグを目指すチームはあるが、現実的なものは20(Jリーグ・鈴木チェアマンによる)。グルージャ盛岡(武藤監督率いる)、静岡FC、山雅FC(北信越2部リーグ)、ロッソ熊本、ニューウェーブ北九州、ヴォルカ鹿児島など。
だいぶ前に下書き状態のままで…しかも適当に書いてしまった。朝日購読の方には、「古い記事」になってしまった。ちょい最近読んで考えて…という作業がきついもんでさぼっている。
2005/04/08 (Fri.)01:13 Trackback() Comment(0) 未整理で混在中
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