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ジェフ、(何度目かの)分水嶺
ジェフの熊本入りは福岡迂回で大変だったようだ。疲れたまま博多の森に乗り込むことがないように祈ります。
ニューヒーロー賞候補
山岸のインタビューがJ's GOALに。山岸といえば、この試合。同点に喜んだ私は、ひざに乗せていた携帯関係グッヅを周囲に撒き散らし、試合終了後親切な方に拾っていただいた…。本当にご迷惑をおかけしました。
ニューヒーロー賞、2年連続ジェフの選手に期待したい!ちょっと最近得点はないけれど、そして、ジュビロ戦でけがをしたらしい山岸だからこそ、獲得してほしい賞である。
J's GOAL・ヤマザキナビスコカップ特集:ニューヒーロー賞:山岸智インタビュー
ぼんやり思うジェフ分水嶺
ジェフ公式・試合結果
J's GOAL・2006 J1 第19節 磐田 vs 千葉(ヤマハ)
最初から言い訳しておくと、酔っ払っているので、いつも以上の駄文。水曜日は、本音を言うと、等々力へ行く予定が仕事が終わらず、帰宅してもジェフの結果を追うのことが精一杯だった。
組織や集団には、団結や乖離が付き物だ。幾度となくそれを繰り返し、危機を乗り越え、生き残る組織、あるいは、消え行く組織がある。
ジェフもまた、サッカークラブという組織だ。今、クラブ誕生からの何度目かの危機、あるいは、きれいな言葉を使うと分水嶺を迎えているのだろう。山から流れた水は、どこへ流れ行くのだろうか?澄んだ大海か、澱んだ湖沼か。今まで何度もそういう危機を乗り越えてきたと聞いている。今は、私が本格的に応援するようになってからの最大の分水嶺なのかもしれない。
新潟で選手たちの疲労を思いっきり感じ、フクアリで勝ちきれず、そして、(能天気な記事も報道されたが)ヤマスタで滅多に泣かない選手の号泣。これで心が揺さぶられないはずはない。試合に負けたとかジュビロに負けたという近視眼的なことより重大なことが隠れているのかもしれない。そして、ジェフ全体の今後のあり方が問われているような気がする。
「荒れ野の40年」というドイツのワイツゼッカー大統領の演説がある。もう10年20年も前のものだ。「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となる」という有名なものだ。私は昔々歴史学者になりたいと思ったぐらい歴史は好きだ。仕事でも過去の実績やデータを調べることは欠かせない。だが、その過去にとらわれていると、前進できず判断に迷うことも往々にしてある。
ある精神科医に言わせると、「過去は変えられない。でも、これから起ころうとする未来のことは、自分の努力で変えられる」「自分以外の他人を変えようと思ったら、まず自分が変わらなければならない」。
ジェフも過去の出来事に眼をつぶることはない。それはみんなで見据えなければならない。が、それにとらわれていては先はない。一歩ずつ先を見なければならない。過去や現在問題と思われている物事を排除すれば何もかも解決するかといえば、そうではないことも多い。もう少しの間は、清濁併せ呑むぐらいの気持ちで歩んでいくことも必要なのだろう。それがいいことか悪いことかはわからない。
と書いているが、私は粘着体質なんだよねー。書くことによって自分に言い聞かせているのだが…。私にこれから何ができるだろうか。Numberを読み結局過去に浸りつつ、こちらやあちらを読みながらつらつら考える。と、酔いながら煩悩にとらわれているのだ。
2006/08/25 (Fri.)01:21 Trackback() Comment(0) 丸ごとジェフ(蹴球)
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