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2024/11/23 (Sat.)04:47

2005
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本や雑誌から

050112_1855%7E01.jpg 12日に図書館へ行ったが、Sportivaだけ置いてなくて結局購入し、図書館では久しぶりだったせいか、いろいろな本を借りまくってしまった。2週間で20冊も読破できる人はいるのかなぁ。



監督力だけどGM力も

 西部謙司著「監督力 サッカー名将の条件」読んだ方はもちろんだか、祖母井氏のジェフ就任後を知っている方にとっても、「今さら」な内容なのだが…。



 ジェフ関係の話に行く前に、二宮寛氏(岡野代表監督の後任、のち三菱自動車役員)が述べるドイツのバイスバイラーとベッケンバウアーについて。バイスバイラーは「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」、ベッケンバウアーは、「システムなんかなくたっていいんだ」「魚でも肉でもない選手は役に立たない」とよく言っていたそうな。ありー、あちらでは共通認識なのかしら?



 第8章「監督の選び方」で、祖母井GMが登場。祖母井夫人がドイツ人とは知らなかった。

 ・祖母井GMの挙げる監督の条件はずばり三つ

  1)すべての面で"この人とやりたい"と思える人物

  2)外国人

  3)アグレッシブ(積極的・攻撃的)であること。

 ・クラブと監督とTD(GM)の相性

  クラブと監督がかみ合わず、監督が去った例、監督と祖母井GMが合わず監督が去った例(これは一例だけで旧知の仲なのにダメだったとか)、三者合っていたのに監督がさらわれたとか…(だいたいわかりますよね)。正解が知りたい人は読んでくださいな。

 ・ベングローシュ元監督

  現在(2004年)もアドバイザー契約があるため、FIFAやUEFAなどの問い合わせには必ず書面で答え、ジェフユナイテッド市原・ベングローシュとサインしていて、ありがたいと祖母井GM。

 ・オシム氏の監督就任は夢に近かった

  最初はオシム門下生(?)を招聘しようとしていたらしい。祖母井GMが毎日電話をしたことは知られているが、それに対してオシム氏は「息子の就職が決まってないからとか、就職が決まってものらりくらり(笑)」だったそうな。祖母井GMが直談判で乗り込んだ時は、既にベルデニック氏などから情報収集済みで、「行くよ」だった。あとは練習方法がバラエティに富んでいることなど、ジェフサポなら既知のことが書かれている。

 「監督力 サッカー名将の条件





050112_1852%7E01.jpgSportiva 12/25発売 「苦悩のスタートから脱却した“ジーコ・ジャパン”その成長の秘密〜ドイツへのキーマンたちが語る」



以前あげた記事だが、藤田・三浦淳・楢?・茶野の各選手の取材からジーゴジャパンの変化を取り上げた記事。茶野選手、やはり代表へ欲が行間から滲み出ているような感じで、それ故クラブでもあえて熾烈な争いがある場を求めたのかもしれないなぁと勝手に思った。他の選手のコメントも興味深かった。ジーコ・ジャパンは「大人のチームになった」(楢?選手コメント)ということか。今後にどう生きてくるのかな。以下は茶野選手のコメントなどを適当に抜粋。

 ・外から見る代表と内で見た代表の違いに正直驚いたらしい。

 ・「(日本を応援する中国人カップルがペットボトルを投げられたりなど)そういうものが積み重なって『こんなところで絶対に負けられねぇ』と思いましたね。」

 ・「試合が終わると、喉がカラカラでしたね。(中略)サブであれだけ熱くなったのは初めてでしたね

 ・「試合が終わった夕食にビールが出るんですよ。ビックリしましたね。朝食もとりたくない人はとらなくていいんです。とことん自由。(中略)練習でも、ほとんどが自分たちの考え、アイディアを出しながらという感じ。それはオシム監督と似ている部分で、頭をすごく使わないといけない。(中略)僕はジーコのサッカーが面白いし、楽しいです

 ・「代表は代表ですから。"サブ組"という言葉は中国のアジアカップだけにしてください」(このあたりは他の三選手のコメントもあげたかったが省略)。



 選手だけでなくドクターやトレーナーまですごい盛り上がりだったアジアカップ。私はこのDVDを中古で買おうと以前からAmazonで予約中である(笑)。

 「苦悩のスタートから脱却した“ジーコ・ジャパン”その成長の秘密〜ドイツへのキーマンたちが語る」



他には、サッカー関係では、「ニイガタ現象」を借りた(全く未読)。以下は私のメモで、ジェフとは全く関係ないっす。

管理人メモ 1/12借りたほかの本

 サッカー批評編集部編「ニイガタ現象 日本海サッカー天国の誕生をめぐって

 アーサー・コナン・ドイル原作「シャーロック・ホームズ全集4 シャーロック・ホームズの思い出

 若桑みどり著「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」大仏二郎賞

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2005/01/13 (Thu.)11:50 Trackback() Comment(0) 未整理で混在中

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